【一覧表あり】スペイン語子音の発音ルールを徹底解説!
前回はアルファベットと母音の発音を解説しました。今回はスペイン語の子音ルール編です。
英語と似ているようで違う音が多く、日本語話者にとってはちょっとした落とし穴になる部分も!
一覧表と例文で整理しました。
1. C と G の使い分け
スペイン語では C と G の発音が後ろに続く母音によって変化します。
例:C + e, i → 「θ」(スペイン本土) または「s」(中南米)
例:G + e, i → 英語の “h” に近い音
✔ Cerveza(ビール) → セルベサ
✔ Gente(人々) → ヘンテ
2. H は発音しない!
スペイン語では H は常に無音 です。書いてあっても声に出しません。
例:Hola → オラ(こんにちは)
「h」を読まないのは最初は不思議ですが、慣れると自然に!
3. R と RR の違い
R の発音は日本人が苦戦するポイント。位置によって音が変わります。
- 単語の頭や RR → 巻き舌(強い音)
- 母音に挟まれた R → 軽くはじく音(フラップ)
例:Perro(犬) vs Pero(でも)
✔ 巻き舌が苦手なら、ゆっくり練習して慣れていきましょう。
4. LL と Y の発音
地域差があるものの、多くの場合 「ジャ行」 に近い音として発音されます。
例:Lluvia(雨) → ジュビア
例:Yo(私) → ジョ
※アルゼンチンなどでは「sh」音に近づく場合もあります。
5. Z の発音
Z もスペインと中南米で発音が違います。
スペイン本土 → 「θ」音(英語の think の th)
中南米 → 「s」音
✔ Zapato(靴) → サパト or ザパト
今回はスペイン語の「子音ルール」を整理しました。
英語と似ている部分もありますが、日本語にはない音も多いので、例文を声に出して練習するのが一番の近道です。
次回はさらに実践的なフレーズで学習を深めていきましょう!
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