初心者が間違えやすい!スペイン語の「ser」と「estar」使い分け
スペイン語を学び始めた人が必ずつまずくのが、動詞 ser と estar の使い分けです。どちらも「〜である」と訳されますが、ニュアンスと使い分けを理解しないと、意味がガラッと変わってしまいます。
1. 基本ルール
ser = 本質・変わらない特徴
estar = 状態・一時的な様子
2. ser の使い方
人や物の本質、変わらない特徴を表すときに使います。
Soy estudiante.(私は学生です)
Ella es japonesa.(彼女は日本人です)
先生:「国籍や職業、性格などは ser を使うんだよ!」
3. estar の使い方
一時的な状態や場所を表すときに使います。
Estoy cansado.(私は疲れています)
Madrid está en España.(マドリッドはスペインにあります)
学習者:「なるほど!“場所”や“一時的な感情”は estar なんだね」
4. 意味が変わる例
同じ形容詞でも ser と estar で意味が違います。
Ella es lista.(彼女は頭が良い)
Ella está lista.(彼女は準備ができている)
El café es bueno.(コーヒーは質が良い)
El café está bueno.(コーヒーが美味しい)
5. 覚え方のコツ
✅ 「性質・本質 → ser」
✅ 「状態・場所 → estar」
✅ 「迷ったら“変えられるかどうか”で判断」
最初は混乱しますが、例文を声に出して覚えると自然に身につきます。何度も使いながら、感覚をつかんでいきましょう!
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